パワー・ヨガのベース「アシュタンガ・ヨガ」とは、どのようなヨガなのでしょうか?
アシュタンガ・ヨガはインドマイソールのパタビジョイス師(Sri K Pattabhi Jois)によって指導されているヨガで、およそ2500年前、ヨガの聖者パタンジャリによって作られたといわれるヨガの根本経典に、実践部門でこのアシュタンガが明記されています。
欧米を中心に広がり近年人気が出てきたパワー・ヨガのベースともなっています。
このヨガは、毎回一連の同じポーズを決まった順序で練習を繰り返すことが特徴です。
その構成はサン・サリテーション(太陽礼拝)、立ちポーズ・座りポーズ、逆さのポーズ、フィニッッシングといった流れで行われ、呼吸に合わせてひとつのポーズから次のポーズへ途切れることなく流れるような動きで繋いでいくピンヤサスタイル行われていきます。
積極的に身体を動かすことができるヨガなのです。
呼吸方での腹筋の使い方や視点の定め方もポーズによってひとつひとつ決まっています。
1つのポーズを保持する時間は比較的短く、次から次へと途切れることなく異なったポーズへ移行しますのでかなりの運動量になります。
ですから、激しい運動を好む人や力強さを求める人にアシュタンガ・ヨガはお勧めします。
しかし、ゆっくりとしたテンポでポーズひとつひとつにじっくり取り組みたい人、身体に怪我や故障のある人、中高年齢者や全くの初心者にはあまり向かない上級者向けのヨガとも言えるかもしれません。
サンスクリット語でアシュトは数字の8を表す語句を意味しますが、アシュタンガヨガにおいて8つの部門「八本の枝」アシュタンガを理解することが必須とされています。
その8の部門とは。
1.禁戒(ヤマ)Yama:他人に対する守るべき行動
2.勧戒(ニヤマ)Niyama:自分に対して守るべき行動
3.坐法(アサナ)Asana:瞑想
4.調気(プラナヤマ)Pranayama:呼吸法
5.制感(プラティヤハラ) Pratyahara:感覚を閉じる
6.凝念(ダラナ)Dharana:集中力
7.静虜(ディヤナ)Dhyana:落ち着いた精神状態
8.三味(サマディ) Samadhi:悟り、一体感
これらを理解した上でアシュタンガヨガを学びましょう。